無理やり引っ張って剥がすのはNG!ヒルの正しい対処法

皮膚科まっぷ
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2014年03月03日

無理やり引っ張って剥がすのはNG!ヒルの正しい対処法

ヒルに噛まれたら、慌てずに冷静な対処をすることが大切です。間違っても無理やり引っ張って剥がしてはいけません。

無理やり引っ張って剥がすのはNG!ヒルの正しい対処法

吸血生物の中でも異質な「ヒル」

蚊やアブなど世界にはさまざまな吸血生物が存在していますが、中でも異質な存在といえるのが「ヒル」です。ミミズやナメクジのようなグロテスクな外見をしてる上、噛まれると大量の出血を伴います。山歩きや登山などの際に「気がついたらヒルに噛まれて足が血だらけになっていた」という話は良く聞きますよね?

血液の凝固を妨害し麻酔の役目も果たすヒルの唾液

ヒルに血を吸われると、なぜ大量の出血をするのでしょうか?これはヒルの唾液に「血液の凝固作用を妨害する成分」と「麻酔の成分」が含まれているためです。血が固まらないため出血が止まらない上、麻酔で痛みが麻痺しているので目視するまで出血に気がつかないことが多いのです。余談ですが、このようなヒルの性質は医療に生かされることもあります。

慌てて引っ張るのはNGです!

唐突に自分の足から大量の出血があるのを発見すれば、大抵の人は慌てます。とにかくヒルを引っ張って取ろうとするでしょう。しかし、これはヒルに噛まれたときに一番やってはいけないことなのです。出血が酷くなります。ヒルに噛まれたときは、ヒルの意思で離れるように仕向けることが基本となります。

ヒルに噛まれたときの対処法

一番簡単なヒルの剥がし方は、ライターで炙ることでしょう。醤油や塩水などの調味料をかけても剥がれます。ヒルは自分から離れてゆくのです。ヒルが離れたら、傷口から血を絞り出しましょう。これは血液の凝固作用を妨害する成分を絞り出すためであり、これを行わないと出血が長引くことがあるのです。その後水洗い、消毒をして絆創膏を張っておけば、大抵の場合は自然と治癒します。万が一アレルギー反応や感染症の症状が現れた場合は、速やかに医師に相談しましょう。