青春時代の置き土産!?若いころに浴びた紫外線が原因で現れる老人性色素斑

皮膚科まっぷ
  1. 青春時代の置き土産!?若いころに浴びた紫外線が原因で現れる老人性色素斑
2015年10月26日

青春時代の置き土産!?若いころに浴びた紫外線が原因で現れる老人性色素斑

女性の肌の天敵の代表とも言える存在、しみ(シミ)。今回は、しみの中でも最もポピュラーな老人性色素斑を中心に、しみのできるメカニズムと対策法について見ていきたいと思います。

青春時代の置き土産!?若いころに浴びた紫外線が原因で現れる老人性色素斑

そもそもしみの出来るメカニズムとは?

皆さんは、そもそもどうしてしみができるのか、そのメカニズムを知っていますか?まずはしみの基本を知るために、どうしてしみができるのかを見ていきましょう。

肌は大量の紫外線を浴びてしまうと、活性酸素と呼ばれるものが活性化します。この活性酸素はしみの原因となるのは勿論ですが、肌のたるみやシワ等も生み出してしまう、肌問題の元凶です。紫外線の他にも、ストレスや喫煙によっても発生すると言われています。

そして次に、メラノサイトと呼ばれる色素形成細胞が刺激され、しみの元となるチロシナーゼと呼ばれる酵素が活性化します。この活性化したチロシナーゼは、無色の物質を酸化するという働きをもっており、この働きによって生じた黒褐色の物質メラニンが肌の表面へと送られます。このメラニンが肌に色素沈着を起こし、しみとなって現れる訳です。

通常肌は、ターンオーバーと呼ばれる組織の入れ替わりサイクルをもっていますが、このサイクルが乱れてしまうことも、色素沈着を起こす原因となり、しみの遠因となってしまうと言えますね。

老人性色素斑ってどんなしみ?

しみにはいくつか種類がありますが、その中でも最もポピュラーで目にする機会が多いのが、老人性色素斑と呼ばれる種類のしみです。老人性色素斑は紫外線が主原因のしみで、男女ともに出来やすく、数ミリから数十ミリ程度の大きさの丸い茶褐色のしみです。紫外線が原因ということで、紫外線がよく当たる顔や手の甲、腕などに比較的できやすいと言われています。

この老人性色素斑、もう一つの特徴が、加齢とともに出現・増加することが多いということです。十代、二十代の頃に浴びた紫外線が、三十代に突入してからしみとなって現れるというケースが非常に多いようです。

どんな対策法があるのか?

では、老人性色素斑にはどのような対策法があるのでしょうか。予防法としては、紫外線が原因のため、極力紫外線を防ぐことが有効です。紫外線の強い日には外出を控えたり、外出する際には帽子やサングラス、日焼け止めを使用するなどの工夫をすることで、紫外線を浴びることをおさえます。

また、できてしまったしみに対しても、レーザ―治療、美白治療などが有効とされています。こちらは、美容皮膚科の先生に相談することが問題解決への近道ですから、気になる方はお近くの美容皮膚科を受診してみてくださいね。